鉄は熱いうちに打て
同じサンノゼ市に、年収10万ドルを超すソフトウェア会社を個人経営する少年(17)がいました。
サンタクララ大学商学部1年に在籍していましたが、「ビジネス8時間、大学5時間」と、1日の活動は学業より仕事優先です。
彼は「正直いって、商売の方がやりがいがあります」と言い切ります。
ほかにも、記者は1人の高校生、2人の大学生に会ったそうです。
いずれも自宅を事務所兼用にした会社経営者たち。
神出鬼没の彼らの実態はつかみにくいそうです。
でも、その数は西海岸だけでも数百人に達するといわれています。
日本でも、ゲームのとりこになっているこどもは多いですよね。
でも、アメリカのコンピューター・キッズは、プレーするのではなく、その製作に熱を上げるのです。
3か月たって、記者は再び少年の家を訪れました。
そのとき一家はまもなく5か月間の世界旅行に出かける準備に追われていたそうです。
旅行中は、もちろん学校は休み。
「気にしませんよ。むしろ世界を自分の目で見て各国の人々と語り合う。その方が、よほど生きた勉強になります」と父親もいたって大らか・・・。
パソコン持参の旅。
アフリカのジャングルや南海を見ながら、新しいソフトを考えるのだといったそうです。
"鉄は熱いうちに打て"というわけですね。
アメリカのベンチャーは、こどものうちに始まっているのです。